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テスラ社、低価格モデルを数年以内に発表

 本日、新聞発表にてテスラ社がEVの低価格モデル(ガソリン車並み)を数年以内に投入する発表がありました。値段を今の半値にすると。

多くの企業が、低価格要求に苦しむ中、高収益をあげる成長著しい企業が、「低価格路線へ行く?」と言うことで、少し混乱された方がいるかもしれません。しかし、この「低価格路線」は、顧客など外からの要求で値下げを余儀なくされるのとは少し違います。

 同社は戦略と緻密な計画をもって、「能動的に」に「儲かる仕組み」を十分に検討した上で、自社の最大の利益化のために、同戦略を発表しました。随分前からこちらの路線に行くための下準備をして来たことが伺えます。

 ではなぜ、安くすることが同社にとっての利益最大化につながるのでしょうか?

 この理由は、EV普及を急ぎたいこと、そして生産量を増やすことで生産コストをさげる狙いがあるのでしょうね。自動車の売上は 単価 x ユーザー数 x 保有台数 x 買い替え期間 で表せそうです。単価を下げることでユーザー数と保有台数の増、及び買い替え期間短縮ができれば、収益は上がりそうです。また、コストについては「規模の生産性」という経済学の概念があります。材料的にも目途が立ってきているのでしょう。

 ところで、何故、EV普及を急ぐ必要があるのでしょう? もはや、EVはガソリン車の後継として既定路線の感もあるので、中国などのライバルメーカーの存在を気にしているのかもしれません。EVは価格が高く、後進国での普及が問題でしたので、この解決策として検討していたのかもしれません。iPhoneが世界的に圧倒的シェアを得られなかった例もあります。しかし、EV以外のゼロカーボン技術への警戒もあるかもしれません。

 いずれにせよ、このような同社の能動的な動きを見ていると、まだまだ競争力を発揮し続ける事が出来そうに思います。戦略と計画、行動の重要性を改めて思い起こさせてくれます。

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